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読み進めてもしやと思ったら『ベッドにいてはいけない』の著者だった。あの本では自分の経験についてそこまで詳しく触れていなかったような。
大抵の人は「自分はここまでじゃないな……」と思ってちょっと救われそう。
34-35ページの分類だと自分は「睡眠覚醒相後退障害」かな。
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話の持っていき方があまり合わずパラパラ読んだ。あと、単純に国語力が低い若者の話を読むのがつらい。
p.190
インタビューを受けるにあたって、その少年は自分の仮名を「キリト」にしてくれと頼んできた。アニメの『ソードアート・オンライン』のキャラクターなのだそうだ。本稿で使用するのは少々違和感があるので、仮に「和人」としたい。
ここ笑った。キリトにしてあげてもいいのでは。
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メラニーについての考察が面白かった。鋭いのか鈍いのかよく分からない性格になっているのは、話の都合のせいみたいな。
p207
メラニーというキャラクターは描かれるほどに複雑化していった。逆に言えば、スカーレットの人物造形がすっきりとシンプルでいられるのは、メラニーという受け皿のおかげなのである。